「これ・それ・あれ・どれ」の使い分けは?「それ・あれ」の違いと指示詞を完全解説

目錄

首頁 » 第二外国語のある暮らし » 日本語学習 » 「これ・それ・あれ・どれ」の使い分けは?「それ・あれ」の違いと指示詞を完全解説

その他の言語:繁體中文한국어English

日本語を学び始めたばかりの頃、「これ・それ・あれ・どれ」は「這個、那個、那個、哪個」と覚えれば、最初はそれほど難しく感じません。ところが実際の会話で使おうとすると、「それ」と「あれ」で迷うことがよくあります。相手が手に持っている物も、中国語ではそのまま「那個」と言えますし、少し離れた棚に置いてある商品も同じように「那個」と言えますが、日本語ではこの二つの位置関係を分けます。前者は通常「それ」、後者は「あれ」に近くなります。

実際に物が目の前にある場合、判断はそれほど複雑ではありません。話し手に近いものは「これ」、聞き手に近いものは「それ」、両者からある程度離れているものは「あれ」、複数の選択肢のうちどれなのかわからないときは「どれ」を使います。やや難しくなるのは、二人が同じ側に立っている場合や、話している対象がそもそもその場にない場合です。二人で並んで同じ商品棚を見ているとき、「それ」が「これ」より少し離れた位置を指すこともあります。また、実物についての話から前に話題に出た内容へ移ると、「それ」は前の発言を受けるためにも使えます。

「あれ」も、遠くにある物だけを指すわけではありません。話し手と聞き手の両方が以前の出来事を知っている場合、「あれ」を使ってその記憶を呼び戻すことができます。そのため、中国語では同じ「那個」でも、「それ」は直前に会話へ入ってきた情報を受けることが多く、「あれ」は双方がすでに知っている事柄に使われやすいという違いがあります。この区別を「この・その・あの・どの」「ここ・そこ・あそこ・どこ」と一緒に見ると、日本語の「こ・そ・あ・ど」が、空間上の位置と会話内の情報をよく似た考え方で分けていることが見えてきます。

日本語の「これ・それ・あれ・どれ」はどう使う?まずは物がどちら側にあるかを見る

「これ・それ・あれ・どれ」は、物や事柄の名前を直接置き換える指示詞です。中国語の「那個」は「それ」と「あれ」の両方に対応できますが、日本語では、その物が誰の範囲にあるかを見て使い分けます。二人が向かい合っているとき、聞き手が手に持っている商品なら通常「それ」を使い、離れた陳列棚にあり、二人のどちらからも距離がある商品なら「あれ」のほうが自然です。二人が並んで立っている場合は、目の前の近い物が「これ」、少し離れた物が「それ」、さらに遠い物が「あれ」になります。

指示詞基本の意味判断の基準よくある場面
これこれ、この物話し手に近い手に持っている物、身近にある物
それそれ、その物聞き手に近い/前の内容を受ける相手の手元にある物、直前に話したこと
あれあれ、向こうの物両者から遠い/共有された記憶遠くの物、双方が知っている過去の出来事
どれどれどの物かわからない複数の選択肢から尋ねる

「これ」の使い方|話し手に近い物を指し、前の内容を目の前の話題として取り上げることもできる

「これ」の最もわかりやすい使い方は、話し手の近く、手元、目の前にある物を指すことです。必ずしも体に触れている必要はなく、話し手が「自分側の範囲」にあると認識している物であれば、「これ」を使うことができます。文脈の中では、直前に話題に出た内容を指すこともでき、その事柄を改めて目の前に持ってきて、「今まさにこれについて話している」という臨場感を持たせることがあります。

  • 例文:これは日本のお菓子です。
    かな:これはにほんのおかしです。
    意味:これは日本のお菓子です。
    お菓子が話し手側にあるため、「これ」で物の名前を置き換えています。
  • 例文:これ、試着してもいいですか。
    かな:これ、しちゃくしてもいいですか。
    意味:これ、試着してもいいですか。
    買い物中に目の前や手元の商品を直接指す場合、商品名を繰り返すより「これ」を使うほうが自然です。
  • 例文:昨日見た映画なんですが、これが意外と面白かったです。
    かな:きのうみたえいがなんですが、これがいがいとおもしろかったです。
    意味:昨日見た映画なんですが、意外と面白かったです。
    映画はその場にはありませんが、「これ」を使うことで、直前に話題に出した内容を改めて話の中心に引き戻しています。

「それ」の使い方|聞き手に近い物を指し、前に出た内容を受けることもできる

「それ」は、最も基本的には聞き手側にある物を指します。向かい合って話しているとき、相手が手に持っている物や相手の机の上にある物には、「それ」がよく使われます。実際の空間から離れると、「それ」は前の発言を受ける働きも非常に多くなります。特に、相手が今言ったばかりの内容を受ける場合は、物理的な距離ではなく、その情報が相手側から会話に入ってきたという関係が重要になります。

  • 例文:それは何ですか。
    かな:それはなんですか。
    意味:それは何ですか。
    物が聞き手に近い場合、「それ」を使うのが最も直接的です。
  • 例文:それ、少し見せてもらえますか。
    かな:それ、すこしみせてもらえますか。
    意味:それ、少し見せてもらえますか。
    店員が手に持っている商品を客が指す場合、「それ」で相手の手元にある物を指すことができます。
  • 例文:A:明日は休みです。B:それはいいですね。
    かな:あしたはやすみです。/それはいいですね。
    意味:A:明日は休みです。
    B:それはいいですね。
    「それ」が受けているのは、前の文の「明日は休みです」という内容で、実際の物を指しているわけではありません。

「あれ」の使い方|両者から遠い物を指し、双方が知っている過去の出来事にも使える

「あれ」は実際の場面では判断しやすく、物が話し手と聞き手の両方から離れている場合、通常「あれ」を使います。見落とされやすいのが文脈上の用法です。双方がある出来事、人、経験を知っているとき、「あれ」で共有している記憶を呼び戻すことができます。反対に、話し手だけが知っていて、聞き手にはまったく背景知識がない場合にいきなり「あれ」を使うと、何を指しているのかわかりにくくなります。

  • 例文:あれは東京タワーですか。
    かな:あれはとうきょうタワーですか。
    意味:遠くにあるあれは東京タワーですか。
    対象が話し手と聞き手の両方から離れているため、「あれ」を使います。
  • 例文:あれ、誰の傘ですか。
    かな:あれ、だれのかさですか。
    意味:あれは誰の傘ですか。
    「あれ」が遠くにある傘そのものを置き換えているため、「あの傘」と言い直す必要はありません。
  • 例文:京都で見た夜桜、あれはきれいでしたね。
    かな:きょうとでみたよざくら、あれはきれいでしたね。
    意味:京都で見た夜桜、あれはきれいでしたね。
    双方が「京都で見た夜桜」がどの体験を指すのか知っている場合、「あれ」で共有している記憶を指すことができます。

「どれ」の使い方|どの物かわからないときに尋ねる

「どれ」は「これ・それ・あれ」に対応する疑問詞で、具体的にどの物なのかわからないときに使います。それ自体が名詞のように使えるため、後ろにさらに名詞を付ける必要はありません。物の名前まで明示したい場合は、「どの+名詞」に変えます。選択肢が二つしかない場合、日常会話では「どちら」や、より口語的な「どっち」もよく使われます。

  • 例文:田中さんの傘はどれですか。
    かな:たなかさんのかさはどれですか。
    意味:田中さんの傘はどれですか。
    複数の傘のうち、どれが田中さんのものかわからないときに「どれ」を使います。
  • 例文:この中で一番安いのはどれですか。
    かな:このなかでいちばんやすいのはどれですか。
    意味:この中で一番安いのはどれですか。
    範囲がすでに決まっていて、その中のどの項目なのかだけを尋ねるため、「どれ」をそのまま使います。
  • 例文:どれにしますか。
    かな:どれにしますか。
    意味:どれにしますか。
    レストランや店で商品を選ぶときによく使われ、すでにある選択肢の中からどれを選ぶかを尋ねる表現です。

「それ」と「あれ」はどう違う?実際の位置と共有された記憶でどう判断する?

「それ」と「あれ」は中国語ではどちらも「那個」と訳されることが多いですが、日本語では実際の距離と会話内の情報を分けて考えます。話し手と聞き手の位置が分かれている場合、「それ」は聞き手側の物を指し、「あれ」は話し手と聞き手の両方から離れた物を指します。二人が同じ側に立っている場合は、「それ」が中間程度の距離を表すこともあり、「あれ」はさらに遠い位置になります。対象がその場にない場合、この違いはさらに明確になります。「それ」は直前に話題に出た内容を中立的に受けることが多く、「あれ」は双方がもともと知っている人物、事柄、過去の経験に使われやすい表現です。国立国語研究所による「これ・それ・あれ」の整理でも、「それ」の文脈上の用法は比較的中立的な前方照応として説明される一方、「あれ」は話し手と聞き手が共有している記憶と結びつくことが多いとされています。

比較項目「それ」「あれ」
中国語でよく使われる訳那個那個、遠處那個
話し手と聞き手が向かい合っている場合聞き手側に近い両者から遠い
話し手と聞き手が同じ側に立っている場合中間程度の距離にある対象さらに遠くにある対象
その場で必ず見えている必要があるかないない
文脈上の基本用法直前に話題に出た内容を受ける双方がもともと知っている事柄や記憶を指す
双方が事前に知っている必要があるかない。前の文に出ていれば使える一般的な会話では通常必要
文脈上のニュアンス「さっき言ったそれ」「前から知っているあれ」
過去の経験を振り返る場合使えるが、前の文を中立的に受ける感じになりやすいよく使われ、共有している記憶を呼び戻す感じが出やすい
独り言の場合比較的使いにくい自分自身の記憶を思い出すときに使える
旅行でよくある場面相手が持っている商品、店員の近くにある物遠くの看板や建物、双方から見える遠くの物
文脈上よくある場面相手が今言った予定・ニュース・出来事への反応一緒に行った店、見た景色、双方が知っている過去の出来事を振り返る

▌「それ」と「あれ」の違い|前の文を受ける vs 共有している記憶

実際に物が目の前にある場合、「それ」と「あれ」は主に位置によって決まります。対象がその場にない場合は、実際の距離ではなくなります。「それ」は直前の文をそのまま受けるのに適しており、前に出たばかりの情報であれば、もともと話し手しか知らなかった内容でも、聞き手が今その情報を聞いた時点で、後から「それ」を使って続けることができます。「あれ」は、話題に出せば双方がすぐ何のことかわかる場合によく使われます。たとえば、一緒に食べた店、以前見た花火、もともと双方が知っている人物などです。そのため、中国語ではどちらも「那個」と訳せても、「それ」には共有された記憶が必須ではないのに対し、「あれ」には「前から知っているあれ」というニュアンスが出やすくなります。

  • 例文:それ、少し見せてもらえますか。
    かな:それ、すこしみせてもらえますか。
    意味:それ、少し見せてもらえますか。
    商品が店員の手元や店員の近くにあり、聞き手側に属するため「それ」を使います。ここで判断しているのは実際の位置で、共有された記憶とは関係ありません。
  • 例文:あれは何のお店ですか。
    かな:あれはなんのおみせですか。
    意味:あそこにあるのは何のお店ですか。
    店が話し手と聞き手の両方から離れているため、「あれ」を使います。中国語では同じように「那間」と表現できますが、日本語では双方から遠い対象として別に区別します。
  • 例文:A:来月、大阪に引っ越します。B:それは大変ですね。
    かな:A:らいげつ、おおさかにひっこします。B:それはたいへんですね。
    意味:A:来月、大阪に引っ越します。
    B:それは大変ですね。Bはもともと引っ越しのことを知っている必要はありません。Aがこの情報を会話に持ち込んだ後、Bは「それ」でその出来事全体を受けることができます。典型的な前方照応です。
  • 例文:去年見た花火、あれは本当にきれいでしたね。
    かな:きょねんみたはなび、あれはほんとうにきれいでしたね。
    意味:去年見た花火、あれは本当にきれいでしたね。
    「あれ」が指しているのは、双方が覚えているあの花火です。花火は今遠くに見えているわけではなく、ここでの距離は過去の共有された記憶から生まれています。

▌同じ過去の出来事について話すとき、「それ」と「あれ」はどう聞こえ方が違う?

同じ共有経験について話している場合でも、「それ」と「あれ」の両方を使えることがあります。ただし、会話の中でどこに焦点を置くかが異なります。「それ」は直前に口に出された内容を受けるため、話題の流れに沿ってそのまま続ける感じになります。「あれ」にすると、二人でそのときの物や経験を一緒に思い出しているような響きが強くなります。一方が正しく、もう一方が間違っているという差ではなく、今それを「直前に出た話題」として扱っているのか、それとも「双方の記憶の中にある出来事」として捉えているのかという違いです。

  • 例文:A:去年、京都で抹茶パフェを食べましたよね。B:それ、また食べたいですね。
    かな:A:きょねん、きょうとでまっちゃパフェをたべましたよね。B:それ、またたべたいですね。
    意味:A:去年、京都で抹茶パフェを食べましたよね。
    B:それ、また食べたいですね。「それ」は、Aが直前に言った「抹茶パフェ」をそのまま受けています。二人ともそのときのことを覚えていたとしても、Bは単純に前の文を受けて「それ」と答えることができます。
  • 例文:A:去年、京都で抹茶パフェを食べましたよね。B:あれ、また食べたいですね。
    かな:A:きょねん、きょうとでまっちゃパフェをたべましたよね。B:あれ、またたべたいですね。
    意味:A:去年、京都で抹茶パフェを食べましたよね。
    B:あれ、また食べたいですね。「あれ」にすると、二人の記憶にあるあの抹茶パフェへ意識が向きやすくなります。中国語訳はほとんど変わりませんが、日本語では少し「覚えているあれ」という回想のニュアンスが加わります。

「これ・それ・あれ・どれ」と「この・その・あの・どの」はどう違う?

二つのグループは、位置関係の考え方はほぼ同じで、違うのは文の中でどのように使うかです。「これ・それ・あれ・どれ」は、それ自体で物や事柄の代わりになれるため、後ろに名詞を補う必要はありません。一方、「この・その・あの・どの」は名詞の前に置き、後ろに何のことかを表す名詞が必ず必要です。東京外国語大学の日本語教材でも、この二つは「もの」を直接指す形と「名詞を修飾する形」として整理され、前者はそれ自体で物を指し、後者は「このN/そのN/あのN/どのN」という形で使われます。

比較項目「これ・それ・あれ・どれ」「この・その・あの・どの」
主な働き物や事柄の名前を直接置き換える名詞の前に置いて、どれなのかを示す
後ろに名詞が必要か名詞は直接続かない必ず名詞を続ける
単独で使えるか使える使えない
基本構造これ/それ/あれ/どれ+助詞この/その/あの/どの+名詞+助詞
「こ」系列これこの+名詞
「そ」系列それその+名詞
「あ」系列あれあの+名詞
「ど」系列どれどの+名詞
向いている場面何の種類の物か双方がすでにわかっていて、名前を繰り返す必要がないとき商品、かばん、本、店などの名前を明示したいとき
「どの一つ?」と聞く場合どれどの+名詞
これは高いですこのかばんは高いです
よくある間違い❌ これかばん❌ どのが人気です
正しい言い方✅ これは高いです✅ このかばんは高いです/どの商品が人気ですか

▌「これ・それ・あれ・どれ」と「この・その・あの・どの」の違い|名詞の代わりになる vs 名詞を修飾する

「これ」自体に「この物」という働きがあるため、その後ろに直接「かばん」を付けることはできません。商品名を文の中に出したい場合は、「このかばん」に変えます。他の三つも同じで、「それ」は「その+名詞」、「あれ」は「あの+名詞」、「どれ」は「どの+名詞」に対応します。そのため、判断するときに中国語でどう訳すかを先に考える必要はありません。日本語の文の中で物の名前が直接出ているかを見るだけで判断できます。名詞がない場合は「これ/それ/あれ/どれ」、後ろに名詞がある場合は「この/その/あの/どの」を使います。

  • 例文:これは新しいモデルです。
    かな:これはあたらしいモデルです。
    意味:これは新しいモデルです。
    「これ」自体が、今指している商品をすでに置き換えているため、そのまま「は」を付けられます。「これ」の後ろにさらに商品名を入れる必要はありません。
  • 例文:このスマートフォンは新しいモデルです。
    かな:このスマートフォンはあたらしいモデルです。
    意味:このスマートフォンは新しいモデルです。
    文の中に「スマートフォン」という名詞が直接出ているため、その前では「この」を使って修飾します。「これスマートフォン」とは言えません。
  • 例文:どれが一番人気ですか。
    かな:どれがいちばんにんきですか。
    意味:どれが一番人気ですか。
    目の前にある選択肢がすでにはっきりしていて、商品種類を改めて言う必要がないため、単独で使える「どれ」を使います。
  • 例文:どの商品が一番人気ですか。
    かな:どのしょうひんがいちばんにんきですか。
    意味:どの商品が一番人気ですか。
    「商品」という名詞が文中に直接出ているため、「どの+商品」を使います。尋ねている内容は同じく「どれか」ですが、こちらは選択肢の種類まで明示しています。

▌同じ商品でも、「これ」と「この+名詞」はどう違う?

目の前で同じかばんを指している場合、「これ」と「このかばん」はどちらも使えます。「これ」を使う場合、話し手と聞き手の両方がすでに同じ物を見ているため、名称をもう一度言う必要がありません。会話ではこの使い方が非常によくあります。「このかばん」と言えば、「かばん」という名詞をあえてもう一度口にするため、何の種類の物を指しているのかがより明確になります。店に服、靴、かばんなどいろいろな商品が並んでいたり、前の会話で複数の商品について話していたりする場合は、「このかばん」のほうが話題をかばんに絞りやすくなります。

  • 例文:これ、軽いですね。
    かな:これ、かるいですね。
    意味:これ、軽いですね。
    双方がすでに同じかばんを見ている場合、「これ」だけで十分です。「かばん」を繰り返さないため、実際の場面で物を直接指す話し方としても自然です。
  • 例文:このかばん、軽いですね。
    かな:このかばん、かるいですね。
    意味:このかばん、軽いですね。
    指しているのは同じ商品ですが、「かばん」も一緒に言っています。周りに別の種類の商品がいろいろある場合は、「これ」だけより何を指しているのか明確になります。

「これ・それ・あれ・どれ」と「ここ・そこ・あそこ・どこ」はどう使い分ける?

どちらも「こ・そ・あ・ど」で位置を分けるグループですが、違いは物を指すか、場所を指すかです。「これ・それ・あれ・どれ」は基本的に物や事柄を指し、「ここ・そこ・あそこ・どこ」は位置や場所を指します。そのため、「どれ」は「どの物?」を尋ね、「どこ」は「どの場所?」を尋ねます。東京外国語大学の整理でも、この二つの系列は「もの」と「場所」に分けられ、それぞれ近い・中間・遠い・疑問という関係が対応しています。

比較項目「これ・それ・あれ・どれ」「ここ・そこ・あそこ・どこ」
主に指すもの物、事柄場所、位置
中国語での基本的な対応這個、那個、那個、哪個這裡、那裡、那裡、哪裡
「こ」系列これここ
「そ」系列それそこ
「あ」系列あれあそこ
「ど」系列どれどこ
話し手に近いこれここ
聞き手に近い/中間位置それそこ
両者から遠いあれあそこ
具体的な対象がわからないどれどこ
よくある質問どれ?どの物?どこ?どの場所?
よくある組み合わせこれが/それを/どれにここに/そこで/どこへ
旅行でよくある場面商品や料理を選ぶ、物を指すトイレ、駅、出口、集合場所を尋ねる
田中さんの傘はどれですかトイレはどこですか
よくある混同場所を「どの物?」として尋ねる物の選択肢を「どこ?」として尋ねる

▌「これ・それ・あれ・どれ」と「ここ・そこ・あそこ・どこ」の違い|物・事柄 vs 場所・位置

二つのグループの最大の違いは距離ではなく、何を尋ねているかです。「どれ」は目の前に複数の選択肢があり、その中のどの物なのかを見つけるときに使います。一方、「どこ」は場所を探すときに使います。そのため、「田中さんの傘はどれですか」は複数の傘の中から田中さんの傘を探す質問で、「トイレはどこですか」はトイレの位置を尋ねる質問です。他の三つも同じで、「それ」はその物、「そこ」はその位置、「あれ」は遠くにあるその対象、「あそこ」は遠くにあるその場所を指します。

  • 例文:田中さんの傘はどれですか。
    かな:たなかさんのかさはどれですか。
    意味:田中さんの傘はどれですか。
    目の前に複数の傘があり、その中から一つを特定するため、「どれ」を使います。
  • 例文:トイレはどこですか。
    かな:トイレはどこですか。
    意味:トイレはどこですか。
    探しているのはトイレという場所で、いくつかの物から一つを選ぶわけではないため、「どこ」を使います。
  • 例文:それは私の荷物です。
    かな:それはわたしのにもつです。
    意味:それは私の荷物です。
    「それ」は具体的な荷物を指していて、焦点は「その物が何か」にあります。
  • 例文:そこに荷物を置いてください。
    かな:そこにもつをおいてください。
    意味:そこに荷物を置いてください。
    「そこ」は荷物の代わりではなく、荷物を置く位置を指定しています。文の中には「荷物」が別に存在しています。

▌同じ駅を探す場合でも、「どれ」と「どこ」では尋ねていることが違う

目の前に複数の建物が見えている状況で「駅はどれですか」と言っても文法的な間違いではありません。ただし、意味は「このいくつかの建物のうち、どれが駅ですか」という質問になります。「駅はどこですか」なら、駅がどこにあるかを尋ねているだけで、最初から目の前に複数の候補がある必要はありません。中国語ではどちらも「車站是哪個/車站在哪裡」のように表せる場合がありますが、日本語では「対象を識別すること」と「場所を探すこと」を分けて表現します。

  • 例文:駅はどれですか。
    かな:えきはどれですか。
    意味:どれが駅ですか。
    高い場所から複数の建物を見ている場合や、何枚かの写真・アイコンを見ている場合など、候補の中からどれが駅なのかを識別する質問です。「どの一つか」を尋ねているため、「どれ」を使います。
  • 例文:駅はどこですか。
    かな:えきはどこですか。
    意味:駅はどこですか。
    目の前に複数の建物があることを前提とせず、単純に駅の場所を探している質問です。日本旅行で普通に道を尋ねる場合は、通常こちらの「どこ」を使います。

日本旅行では「これ・それ・あれ・どれ」をどう使う?買い物・注文で使える実用会話

日本旅行では、「これ・それ・あれ・どれ」は、商品名や料理名をいちいち繰り返しにくい場面で特によく使います。店で商品を取ってもらいたいとき、メニューを見ながらどの料理を選べばいいかわからないとき、遠くの棚にある物を見つけたときなど、話し手と聞き手の両方が何を指しているのかわかるなら、この四つをそのまま使うことができます。実際の場面では、まず物と話し手・聞き手の位置を見ると判断しやすくなります。自分の手元や近くにある物は「これ」、店員の手元や相手側にある物は「それ」、双方から離れている物は「あれ」、複数の選択肢のうちどれかわからない場合は「どれ」です。同じ商品でも誰が手に持っているかによって指示詞が変わることがあります。たとえば、客が店員の手元の商品を指して「それ」と言ったあと、店員が自分の手に取れば、その店員の返答では「これ」になることがあります。

▌場面①|店で店員の手元にある商品を見せてもらう

A:それ、少し見せてもらえますか。
  それ、すこしみせてもらえますか。
  それ、少し見せてもらえますか。

B:はい、これですね。
  はい、これですね。
  はい、これですね。

📌 文法ポイント:客が最初の文を言う時点では、商品は店員の近く、つまり聞き手側にあるため「それ」を使います。店員が商品を自分の手に取った後は、同じ商品でも店員自身の側に近くなるため、店員の視点では「これ」に変わります。日本語の「これ/それ」は、特定の物に固定された名前ではなく、話し手・聞き手・物の位置によって変わります。この変化は百貨店、ドラッグストア、衣料品店などでもよく見られます。

▌場面②|レストランで一番おすすめの料理を聞く

A:この中で、おすすめはどれですか。
  このなかで、おすすめはどれですか。
  この中で、おすすめはどれですか。

B:これが一番人気です。
  これがいちばんにんきです。
  これが一番人気です。

📌 文法ポイント:「どれ」は、複数の選択肢のうちどれなのかわからない場合に使います。メニューという範囲がすでにはっきりしているため、「どれ」の後ろに料理名を改めて付ける必要はなく、「おすすめはどれですか」とそのまま尋ねられます。店員が返答するとき、目の前のメニュー写真や自分側にある料理を直接指すなら「これ」を使えます。料理名も明示する場合は「どの料理」「この料理」となり、「どれ料理」「これ料理」とは言いません。

▌場面③|遠くの棚にある商品について尋ねる

A:あれも試着できますか。
  あれもしちゃくできますか。
  あれも試着できますか。

B:はい、できます。お持ちしますね。
  はい、できます。おもちしますね。
  はい、できます。お持ちしますね。

📌 文法ポイント:客と店員が同じ側に立っていて、見たい商品が少し離れた陳列棚にある場合、双方から見えているものの、どちらからも距離のある商品を「あれ」で指すことができます。商品が実際には店員のすぐ近くにあるなら、客からは少し離れていても「それ」のほうが自然になる場合があります。そのため、「それ」と「あれ」は「客からどれくらい遠いか」だけで判断するのではなく、商品と店員の位置も合わせて見る必要があります。

使い方の補足:

  1. 「これ・それ・あれ」は、旅行中の実際の場面では物の位置に合わせて頻繁に変わります。同じ商品でも、店員が手に持っているとき客は「それ」と言うことがあり、その商品が客に渡されれば、客がその商品について話すときには「これ」に変わります。商品が遠くの陳列棚にあり、客も店員もそこから離れているなら、最初は「あれ」を使うことになります。そのため、商品ごとに固定して指示詞を覚えるより、話している時点でその物がどちら側にあるかを見るほうが実用的です。
  2. 「どれ」は、今ある選択肢の中から「どれか」を尋ねる表現なので、買い物や注文の場面で特によく使います。たとえば「どれが一番人気ですか」はどの項目が一番人気かを尋ね、「どれにしますか」はどれを選ぶかを尋ねます。商品名を後ろに直接付ける場合は「どの+名詞」に変え、「どの商品が一番人気ですか」「どのケーキにしますか」のように言います。尋ねている内容は似ていますが、違いは後ろに名詞を直接付けるかどうかです。
  3. 日本旅行では、「これください」「これお願いします」とだけ言う場面もよくあります。どちらも商品や料理を指して「これが欲しい」という意味で使えます。「これください」はより直接的で、店で商品を買うときによく使われます。「これお願いします」は、注文、会計、店員に何かの商品を処理してもらう場合などに使えます。その場で双方が同じ物を見ているなら、毎回商品名をすべて言い直す必要はありません。

日本語の「これ・それ・あれ」と韓国語の「이것・그것・저것」はどう理解すればいい?

韓国語の「이것・그것・저것」と日本語の「これ・それ・あれ」は、空間上の区分がよく似ています。「이것」は話し手に近い物、「그것」は聞き手に近い物、「저것」は話し手と聞き手の両方から遠い物を指すため、実際の物が目の前にある場合は、まず「これ=이것」「それ=그것」「あれ=저것」と対応させて理解できます。日常の韓国語では縮約形の「이거・그거・저거」のほうがよく使われ、たとえば店で「이거 주세요」と言えば、日本語の「これをください」にかなり近い表現になります。

ただし、前の文を受ける用法になると、二つの言語は完全には一致しません。韓国語の「이것」と「그것」はどちらも前に出た内容を受けることができ、特に「그것/그거」は前の文をそのまま受ける形でよく使われます。日本語ではさらに「それ」と「あれ」が分かれ、「それ」は直前に話題に出た情報を受けることが多く、「あれ」は双方がもともと知っている出来事や共有している記憶と結びつきやすいという特徴があります。そのため、実際に翻訳するときは「그거」を見たら必ず「それ」にすることも、日本語の「あれ」を見たら必ず「저거」にすることもできません。目の前の位置を指しているのか、会話中にすでに出た情報について話しているのかを見る必要があります。韓国国立国語院の『韓国語基礎辞典』でも、「이것」は話し手に近い対象や直前に話題に出た対象、「그것」は聞き手に近い対象や前に出た内容を指す語として説明されています。

◆ 似ている表現:「이것/이거」

韓国語の「이것」は話し手に近い物を指し、日本語の「これ」に最も近い表現です。実際の会話では、毎回完全な形の「이것」を使うよりも、縮約形の「이거」がよく使われます。手に持っている商品、自分の前にある料理を指す場合や、何かを相手に渡す場合などに「이거」をよく耳にします。また、「이것」は前に出た内容を指すこともでき、この点は日本語の「これ」の文脈上の用法と似ています。ただし、日常会話ではやはり「이거」が最も一般的です。

  • 例文:이거 얼마예요?
    ローマ字:i-geo eol-ma-ye-yo?
    日本語:これはいくらですか。
    商品が話し手の目の前や手元にある場合、「이거」を使って値段を尋ねることができます。日本語では「これ、いくらですか」に近い表現です。
  • 例文:이거 한번 드셔 보세요.
    ローマ字:i-geo han-beon deu-syeo bo-se-yo.
    日本語:これ、ちょっと食べてみてください。
    話し手が自分側にある食べ物を相手に渡すときに「이거」を使い、位置関係は日本語の「これ」とよく似ています。
  • 例文:건강하게 지내는 것, 이것이 가장 중요해요.
    ローマ字:geon-gang-ha-ge ji-nae-neun geot i-geo-si ga-jang jung-yo-hae-yo.
    日本語:健康に過ごすこと、それが一番大切です。
    ここでの「이것」は目の前の物ではなく、前に出た「건강하게 지내는 것」を指しています。韓国語の「이것」と日本語の「これ」はどちらも、直前に話した内容を改めて取り上げることができます。

◆ 似ている表現:「그것/그거」

韓国語の「그것」は基本的に日本語の「それ」に対応し、聞き手に近い物を指すことができます。会話では通常、縮約形の「그거」が多く使われます。たとえば、相手が商品を手に持っているとき、「그거 뭐예요?」と尋ねることができます。ただし、「그것/그거」の文脈上の用法は、単純な空間上の位置よりさらに広く使われます。前に話題に出た出来事、相手が今言った内容、さらには双方がすでに知っていることも「그거」で受けることがあります。そのため、韓国語の「그거」は状況によって日本語の「それ」に対応することもあれば、「あれ」に近くなることもあり、中国語でどちらも「那個」と訳されるからといって固定的に対応させることはできません。韓国国立国語院でも、「그것」は聞き手に近い対象や、前にすでに話題に出た内容を指せると明記されています。

  • 例文:그거 뭐예요?
    ローマ字:geu-geo mwo-ye-yo?
    日本語:それは何ですか。
    物が聞き手に近い場合に「그거」を使い、日本語の「それ、何ですか」と空間的な関係はほぼ同じです。
  • 例文:그거 어디에서 샀어요?
    ローマ字:geu-geo eo-di-e-seo sa-sseo-yo?
    日本語:それ、どこで買いましたか。
    相手がかばんやコップなどを持っている場合、話し手は「그거」で相手の手元にある物を指すことができます。同じ位置関係なら、日本語では通常「それ」を使います。
  • 例文:A:다음 달에 제주도에 갈 거예요. B:그거 좋네요.
    ローマ字:A:da-eum dal-e je-ju-do-e gal geo-ye-yo. B:geu-geo jon-ne-yo.
    日本語:A:来月、済州島に行く予定です。
    B:それはいいですね。「그거」が受けているのは、Aが直前に言った「来月済州島へ行く」という内容で、実際の物を指しているわけではありません。このような前文を受ける使い方は、日本語で「それはいいですね」と返す場合によく似ています。

◆ 似ている表現:「저것/저거」

韓国語の「저것」は話し手と聞き手の両方から離れた物を指し、会話では通常「저거」を使います。空間上の使い方は日本語の「あれ」とよく似ています。二人が一緒に遠くの建物、看板、商品、人などを見るとき、「저거」で指すことができます。ただし、ここは日韓両言語をそのまま一対一で対応させすぎやすい部分でもあります。日本語の「あれ」は遠距離の物だけでなく、双方が共有している記憶を呼び戻すときにもよく使われますが、韓国語の「저거」は、まず実際の空間上で遠くにある対象を指す語として理解するのがわかりやすい表現です。過去の出来事について話す場合、韓国語では「그거」で既知の話題を受けることが多いため、日本語の「あれ」が韓国語では必ず「저거」になるとは限りません。

  • 例文:저거 뭐예요?
    ローマ字:jeo-geo mwo-ye-yo?
    日本語:あれは何ですか。
    話し手と聞き手の両方が対象から離れている場合に「저거」を使い、空間上の位置関係は日本語の「あれ、何ですか」に近くなります。
  • 例文:저거 보여요?
    ローマ字:jeo-geo bo-yeo-yo?
    日本語:あれ、見えますか。
    二人で遠くの建物、看板、物などを見る場合、「저거」でその対象を指すことができます。日本語なら同じ場面で通常「あれ、見えますか」と言います。
  • 例文:저거 사고 싶어요.
    ローマ字:jeo-geo sa-go si-peo-yo.
    日本語:あれを買いたいです。
    店で店員と同じ側に立ち、遠くの棚にある商品を見ている場合、「저거」でその商品を指せます。同じ位置関係なら、日本語では「あれが欲しいです」や「あれを買いたいです」と言えます。

◆ 「これ・それ・あれ」との違い:

実際の物が目の前にある場合、日本語と韓国語は比較的対応させやすく、「これ/이것」は話し手に近く、「それ/그것」は聞き手に近い対象を指すことができ、「あれ/저것」は双方から離れた対象を指します。本当に分けて覚える必要があるのは、対象がその場にない場合の用法です。韓国語の「그것/그거」は前に話題に出たことを受けるのによく使われ、双方がすでに知っている内容について話すこともできるため、使用範囲は必ずしも日本語の「それ」だけには収まりません。一方、日本語では「それ」と「あれ」の違いが比較的はっきりしており、「それ」は直前に会話へ入った情報を受け、「あれ」は双方が共有している記憶を呼び戻すときによく使われます。

たとえば、二人で去年一緒に行ったレストランの話をするとき、日本語では「あれ、おいしかったですね」と言い、「あれ」で共有している記憶の中の店や料理を呼び戻すことができます。同じ場面で韓国語なら、「저거 맛있었죠」より「그거 맛있었죠」のほうが通常自然です。ここで話しているのは遠くに見えている物ではなく、会話の双方が知っている出来事だからです。つまり、空間上の位置関係なら「これ=이것、 それ=그것、あれ=저것」と覚えてもかまいませんが、前の文を受けたり共有記憶を指したりする用法に入ったら、この三組をそのまま一語ずつ置き換えることはできません。

日本語の「これ・それ・あれ・どれ」を実際の会話で使うときは、中国語の「這個、那個」から訳そうと急ぐ必要はありません。物が本当に目の前にあるなら、今どちら側にあるかを見るだけで判断できます。話し手側なら「これ」、聞き手側なら「それ」、双方から遠ければ「あれ」、複数の選択肢のうちどれかわからないなら「どれ」です。

むしろ迷いやすいのは、対象がすでにその場にない場合です。直前の文である出来事について話し、そのまま続けたい場合は「それ」がよく使われます。双方が以前から知っている人物、出来事、経験について話す場合は「あれ」が自然になることがあります。「これ」も前の内容を受けることがありますが、その場合は、その事柄を改めて目の前に持ってきて話しているような感覚が出ます。この三つが文脈上使われる場合、見ているのは実際に何メートル離れているかではなく、その事柄が今この会話の中でどのような形で存在しているかです。

「那個」をどう訳せばよいか迷ったときは、まず二つのことを考えると判断しやすくなります。対象が今見えているかどうか。そして、見えていない場合、その事柄が今初めて話題に出たのか、それとも双方が以前から知っているのかです。この考え方で「それ」と「あれ」を判断するほうが、中国語では同じ訳になる二語を丸暗記するより実用的です。その後で「この・その・あの・どの」や「ここ・そこ・あそこ・どこ」を見ていけば、結局は同じ「こ・そ・あ・ど」の分け方が使われていることがわかります。

よくある質問 FAQs

「これ・それ・あれ・どれ」はどう使い分ける?

「これ」は話し手に近い物、「それ」は聞き手に近い物や前の内容を受ける場合、「あれ」は双方から遠い物や共有している記憶、「どれ」はどの物なのかを尋ねるときに使います。実際の場面ではまず物と話し手・聞き手の位置を見て、物がその場にない場合は、その情報が今出たばかりなのか、双方がもともと知っているのかを確認します。

「それ」と「あれ」はどう違う?

「それ」は聞き手側にある物や直前に話題に出た情報に使われやすく、「あれ」は双方から遠い物や共有している記憶に使われやすい表現です。中国語ではどちらも「那個」と訳されることが多いため、訳だけで判断せず、実際の位置と会話の背景を見る必要があります。

「これ」と「この」はどう違う?

「これ」はそれ自体で物を置き換えることができますが、「この」は必ず名詞の前に置きます。「これは高いです」ならそのまま「これは高い」という意味になりますが、「このかばんは高いです」のように「このかばん」と言いたい場合は「この」を使います。

「どれ」と「どの」はどう違う?

「どれ」はそれ自体で「どの一つ」という意味になりますが、「どの」は後ろに必ず名詞が必要です。「どれが人気ですか」はどれが人気なのかを尋ねる文で、商品という名詞も明示するなら「どの商品が人気ですか」に変えます。

「どれ」と「どちら」はどう使い分ける?

「どれ」は選択肢の中から「どの一つか」を尋ねるときに使います。「どちら」はもともと「どの方向・どちら側」という意味を持ち、特に二つの選択肢から選ぶ場合によく使われ、「どっち」より丁寧です。店やレストランで選択肢が二つしかない場合は「どちらにしますか」をよく耳にし、選択肢が多い場合は「どれ」が自然です。

SUPPORT FENGNIII

喜歡這篇文章嗎?

如果這篇內容對你有幫助,可以透過小額贊助支持本站持續整理更多日文、韓文、旅行與數位工具內容。

小額支持本站

付款將由藍新金流安全處理