日本のナンバープレートを徹底解説!色・数字・ひらがなに隠された意味

今回は日本語の勉強ではなく、日本のナンバープレートについて紹介します!

日本のナンバープレートや住所の番号が、どのようなルールで決められているのか気になったことはありませんか?

私は日本で車のナンバーや住所を見るたびに、「何か法則があるのでは?」と考えてしまいます。しかし、自分で規則を見つけようとしても、なかなか理解できませんでした(笑)。そこで今回は、日本のナンバープレートについて少し調べてみました。

日本では一般的に「ナンバープレート」と呼ばれていますが、法律上の正式名称は、車両の種類によって次のように異なります。

  • 自動車登録番号標(じどうしゃとうろくばんごうひょう)
  • 車両番号標(しゃりょうばんごうひょう)
  • 標識(ひょうしき)

道路運送車両法では、普通自動車、小型自動車、大型特殊自動車などの登録自動車に取り付けるものを「自動車登録番号標」と呼びます。

軽自動車や、排気量125ccを超え250cc以下の軽二輪車に取り付けるものは「車両番号標」です。

一方、排気量125cc以下の原動機付自転車やミニカーなどに取り付けるものは、一般的に「標識」と呼ばれています。

日本のナンバープレートはどのように変化してきた?

明治時代(1868~1912年)、日本でも自動車が走り始めました。

当時、自動車を所有して運転できたのは一部の裕福な人に限られていました。道路には現在のような信号機や交通標識がほとんどなく、自動車にもナンバープレートは取り付けられていませんでした。

しかし、自動車の増加とともに交通事故も増えたため、1907年から自動車への番号表示が義務付けられるようになりました。

初期のナンバープレートは非常にシンプルで、4桁以内のアラビア数字だけが表示されていました。この番号によって、車両の所有者を識別していたとされています。

大正時代に入ると、数字だけでなく地域名も表示されるようになります。

1913年には、東京以外の地域で各府県名の頭文字をアルファベットで表示する方式が採用されました。しかし、アルファベットだけでは地域を判別しにくかったため、1919年から漢字を使用する方式に変更されました。

例えば、次のような漢字が使用されていました。

  • 「京」:京都府
  • 「神」:神奈川県
  • 「愛」:愛知県

東京は日本の首都であったことから、引き続き数字だけのナンバーが使用されていました。

1955年3月には、軽自動車や二輪車を除く自動車のナンバープレートが、現在とほぼ同じ形式になりました。

地域名については、同じ漢字から始まる府県が複数ある場合、人口の多い地域が最初の一文字を使用し、それ以外の地域は府県名を省略せずに表示する方式が採用されました。

その後、1988年1月からは、軽自動車を除く自動車の地域名が、原則として省略せずに表示されるようになりました。

ナンバープレート上部にある「分類番号」は、当初1桁でした。

1967年10月に道路運送車両法施行規則の一部が改正され、順次2桁へと変更されました。

さらに、1998年5月から一部地域で3桁の分類番号が導入され、1999年5月には全国で使用されるようになりました。軽自動車についても、2005年1月から3桁の分類番号が使用されています。

2006年には、地域振興や観光振興を目的として「ご当地ナンバー制度」が導入されました。

地域名をナンバープレートに表示できる制度に加え、現在では地域の名所や風景、文化などをデザインした地方版図柄入りナンバープレートも登場しています。

日本のナンバープレートに表示される数字とひらがなの意味
ご当地ナンバー  ー国土交通省より

日本のナンバープレートにはどのような種類がある?

日本のナンバープレートは、主に「サイズ」と「色」の2つのポイントから分類できます。

ナンバープレートのサイズ

大型番号標(おおがたばんごうひょう)

一般的には「大板(おおばん)」と呼ばれます。

  • 縦220mm×横440mm
  • 縦横比は約1:2
  • 上下2か所ずつ、合計4本のボルトで固定

車両総重量が8トン以上、最大積載量が5トン以上、または乗車定員が30人以上の大型車両などに使用されます。

中型番号標(ちゅうがたばんごうひょう)

一般的には「中板(ちゅうばん)」と呼ばれます。

  • 縦165mm×横330mm
  • 縦横比は1:2
  • 上部2か所をボルトで固定

大型番号標や小型番号標の対象車両を除く、多くの普通自動車や軽自動車で使用されています。

小型番号標(こがたばんごうひょう)

一般的には「小板(しょうばん)」と呼ばれます。

  • 縦125mm×横230mm
  • 縦横比は約1:1.84
  • 上部2か所をボルトで固定

軽二輪車や小型二輪車など、主に二輪車で使用されるナンバープレートです。

ナンバープレートの色

日本の一般的なナンバープレートは、車両の種類や用途によって色が異なります。

登録自動車

日本のナンバープレートの色と車両用途の違い
白地に緑文字
  • 自家用自動車
  • 緑色の外枠があるものは、自家用二輪車
地域の風景が描かれた日本の地方版図柄入りナンバープレート
緑地に白文字
  • 事業用自動車
  • 白色の外枠があるものは、事業用二輪車

1975年1月以降に初度検査を受けた軽自動車

日本のナンバープレートに表示される3桁の分類番号
黄色地に黒文字 – 自家用軽自動車
日本の希望番号制度で選べる4桁のナンバープレート番号
黒地に黄色文字 – 事業用軽自動車

一般的によく見かけるナンバープレートは、以上の6種類です。

このほか、次のような特殊車両には、それぞれ異なる形式のナンバープレートが使用されています。

  • 天皇・皇族が使用する車両(宮内庁)
  • 自衛隊車両(防衛省)
  • 外交官車両(外務省)
  • 在日米軍関係者の車両

分類番号から車両の種類がわかる

分類番号(ぶんるいばんごう)とは、ナンバープレート上部の地域名の横に表示されている3桁の数字です。

最も左側の数字を見ることで、その車両がどのような種類として登録されているのかを、おおよそ判断できます。

  • 1から始まる番号:普通貨物自動車
  • 2から始まる番号:普通乗合自動車
  • 3から始まる番号:普通乗用自動車
  • 4から始まる番号:小型貨物自動車
  • 5から始まる番号:小型乗用自動車
  • 8から始まる番号:特種用途自動車
  • 9から始まる番号:大型特殊自動車
  • 0から始まる番号:建設機械に該当する大型特殊自動車

例えば「品川 300」と書かれている場合、最初の数字が「3」なので、普通乗用自動車に分類されていることがわかります。

ひらがなやアルファベットにも意味がある

日本のナンバープレートの左下には、通常、ひらがな1文字またはアルファベットが表示されています。

この文字も無作為に決められているわけではなく、自家用、事業用、レンタカー、在日米軍関係者の車両など、登録上の用途を区別するために使用されています。

一般の登録自動車

白地に緑文字

自家用車

さ・す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に・ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む・め・も・や・ゆ・ら・り・る・ろ

在日米軍関係者の車両

E・H・K・M・T・Y・よ

レンタカー

れ・わ

緑地に白文字

事業用車両

あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・を

軽自動車(総排気量660cc以下)

黄色地に黒文字

自家用車

あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・さ・す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に・ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む・め・も・や・ゆ・よ・ら・る・を

在日米軍関係者の車両

A・B

レンタカー

黒地に黄色文字

事業用軽自動車

り・れ

転入抹消登録に使用する車両

小型二輪車(排気量250cc超)

白地に緑文字・緑色の外枠

自家用車

あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・さ・す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に・ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む・め・も・や・ら・る・を

在日米軍関係者の車両

よ・A・B・E・H・K・M・T・Y

レンタカー

ろ・わ

緑地に白文字・白色の外枠

事業用車両

ゆ・り・れ

小型二輪車のナンバープレートには分類番号がないため、使用できるひらがなが不足した場合は、「C・L・V」などのアルファベットが使用されます。

軽二輪車(排気量125cc超250cc以下)

白地に緑文字

自家用車

あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・さ・す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に・ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む・め・も・や・ゆ・よ・ら・る・ろ・を

在日米軍関係者の車両

A・B

レンタカー

緑地に白文字

事業用車両

り・れ

ナンバープレートの番号はどのように決まる?

日本では、ナンバープレート下部に表示される4桁以内の数字を、自分の希望に合わせて選ぶことができます。

例えば、ナンバープレートに「46-49」と表示されている場合、この「46-49」の部分が一連指定番号です。

希望する番号を選ぶ場合は、通常の番号交付とは別に申し込みが必要となり、交付手数料も通常より高くなります。

番号が3桁以下の場合、使用されていない桁は「・」で表示されます。

例えば、番号が「1」の場合は、次のように表示されます。

・・・1

4桁の場合は、2桁目と3桁目の間にハイフンが入ります。

例えば、4649であれば次のように表示されます。

46-49

一部の特殊車両を除き、番号は基本的に「・・・1」から「99-99」までの範囲で表示されます。

また、「42」は「死に」、「49」は「死苦」を連想させることから、通常の連続番号では原則として払い出されない番号とされています。

台湾で数字の「4」が「死」を連想させるため避けられることがあるのと、よく似ていますね。

希望番号制度とは?

自分でナンバープレートの数字を選べる制度は、「希望番号制度(きぼうばんごうせいど)」と呼ばれます。

この制度は1999年に全国で導入されました。

多くの番号は申し込みによって選択できますが、特に人気が高い一部の番号は「抽選対象希望番号」に指定されています。

抽選対象となる番号を希望する場合は、毎週行われる抽選に申し込み、当選した人だけがその番号を取得できます。

「1」「7」「8」「8888」など、覚えやすい数字や縁起が良いと考えられている数字は、特に人気があります。

日本のナンバープレートを観察してみよう

今回は、日本のナンバープレートの種類や色、分類番号、ひらがな、希望番号制度について簡単に紹介しました。

これまで何気なく見ていたナンバープレートも、表示されている数字や文字の意味を知ると、車両の種類や用途が少しずつわかるようになります。

次に日本を旅行するときは、ぜひ街を走っている車のナンバープレートにも注目してみてください。

一緒に旅行している友人に、ナンバープレートの仕組みを説明できるかもしれません。

この記事について質問や気になる点があれば、ぜひコメントで教えてください。記事が役に立ったと感じたら、周りの方にもシェアしていただけるとうれしいです。

「自由の女神」ことFengniiiでした。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。バイバイ!

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